天井を研磨する前にアスベストが含まれているか調査しよう

アスベストが含まれている素材かどうかチェック

外壁塗装は事前調査としてアスベストの検査が必要?

time 2023/09/09

外壁塗装は事前調査としてアスベストの検査が必要?

アスベストは、石綿障害予防規制区分によりレベル1~レベル3までの3区分に分類が行われています。解体工事や改修工事を行うとき、レベルに関係なくアスベストの事前調査を実施、検査で使用の有無を確認する義務付けがあり、検査結果の報告が必要です。レベル1は吹き付け材で著しく発塵しやすい製品、レベル2は耐火被膜材・断熱材・保湿材などで発塵しやすい製品、そしてレベル3は内装材(壁や天井)・耐火間仕切り・床材・外装材(外壁や軒天)・屋根材・煙突材などで発塵性の比較的低い製品、このような位置付けになっています。レベル1だから事前調査が必要で、レベル3になるので検査が要らないなどではないので、解体工事や改修工事前には必ずアスベストの使用有無における検査が欠かせません。

ちなみに、レベル3は2021年4月から規制対象になったので飛散防止対策が必須です。レベル3は外装材も含まれるので外壁塗装を行うときにも事前調査を実施しなければならないことを覚えておきましょう。なお、外壁塗装の場合は張り替えとは異なり既存の建材を撤去処分しませんが、外壁表面を削ったり補修することになるのでアスベストの使用が行われている場合はそれを最初に取り除かなければなりません。そのため、外壁塗装のような工事でもアスベストの事前調査を行い使用が認められた際には石綿飛散防止対策が必須になることが分かるのではないでしょうか。

これは屋根塗装の場合も同じことがいえます。

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