天井を研磨する前にアスベストが含まれているか調査しよう

アスベストが含まれている素材かどうかチェック

アスベストの危険を検査で阻止する

time 2023/06/21

アスベストの危険を検査で阻止する

人体に害をなす危険というものは、この世の中にはいろいろあります。しかし、一番怖いものは自分では知らず知らずのうちに身体を蝕まれていき、明らかにその発症が分かるようになるにはかなりの時間がかかってしまうという例です。そうなれば当然のこと長い間発見されずに、それが目に見えて分かるようになってからでは既に手遅れだったという場合だって十分にあり得ます。実はアスベストの恐ろしさはそうした特徴からきているのです。

アスベストは扱いやすく価格も定額であることから、工業用の材料として使われてきました。特に建築資材などに多く、古い建物にはこの物質を使った建材も多いです。アスベストの怖いところは、目には見えない物質であり、空気中で長い間浮遊するという点にあります。もしもアスベストが使われた建材を持つ建物が解体されたとき、そらは空気中に留まり、自分では自覚することなく体内に吸引してしまうことです。

それによって考えられる害はいくつもあります。たとえば肺がんなどの重大な病気が代表的なものでしょう。これらの病気は前述したように吸引してから発症までに長い時間がかかります。アスベストはその危険性から今では使われていません。

でも、使用が禁止された今でもそれが使われた古い建物は残っています。それらの建物が解体されるときには検査が必要です。この検査は特別なものですから専門的な検査機関が行います。建物の解体は業者が行いますが、危険はその作業員だけでなく、そばを通る人たちにも容赦なく襲ってきますので、より安全な作業が必要です。

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