天井を研磨する前にアスベストが含まれているか調査しよう

アスベストが含まれている素材かどうかチェック

アスベスト検査や事前調査の必要性とレベルについて

time 2023/09/06

アスベスト検査や事前調査の必要性とレベルについて

アスベストは建材への使用について、建材の種類により段階的に規制が行われています。そのため、築年数や建材の種類により事前調査の前段階でアスベストが使われているのか否かの判断がある程度できます。ただ、これは断定的な判断であり実際に検査を行い使用の有無について確定させることが重要です。一般的に、住宅などの建造物を取り壊すときや改修工事を行うときには、義務付けされている事前調査が必須です。

アスベストは飛散性が非常に高いものと非飛散性に区分されますが、飛散性は直接外気に接触する場所に施工が行われているので飛散しやすい状態、非飛散性は外気とは遮断されていたり、飛散しにくい状態で加工が行われているなどの違いがあります。飛散性はレベル分けが行われていてレベル1は吹き付け材、レベル2は保湿材や断熱材、レベル3はレベル1および2に含まれないものです。また、レベル1は著しく発塵しやすい製品、レベルは発塵しやすい製品で、レベル3は非飛散性で発塵性の比較的引き製品、このような位置付けが行われています。いずれも事前調査が必要になることには変わりありませんが、検査を実施してアスベストが含まれていない場合でもその結果をまとめて報告しなければなりません。

ちなみに、吹き付け材は1989年に製造を終了しており、レベル2においては煙突石綿断熱材を除いた全ての製品が2000年までに製造を終了しています。レベル3についても全ての製品が2004年までに製造を終了していますが、製造終了後でも使用されていることがあるので検査および事前調査が欠かせません。

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